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鉄道唱歌 北海道編 歌词

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发表于 2014-5-6 14:03 | 显示全部楼层 |阅读模式
1. 黒煙天に靡(なび)かせて 出で行く汽車の窓ちかく   見かえる小樽の港には 集まる船舶せんぱく)四時(しじ)絶えず
2. 市街は人口八万余 商業漁業繁昌(はんじょう)し   それに続ける手宮町(てみやまち) 崖には奇形の文字(もんじ)あり
3. まもなくくぐる熊碓(くまうす)の トンネル出でて広々と   北には見渡す日本海 末には雲路を浸すらん
4. 海水浴と温泉の 銭函(ぜにばこ)軽川過(す)ぎ行けば   右には手稲(ていね)の山高く 左に石狩(いしかり)原広し
5. 琴似(ことに)の次の札幌(さっぽろ)は 道庁所在の大都会   農学校に博物館 ビール製麻(せいま)の会社あり
6. 春は円山官幣社(まるやまかんぺいしゃ) 秋は中島遊園地   豊平橋(とよひらばし)の月の夜 藻岩(もいわ)の山の雪の朝
7. 稲田さかゆる厚別(あつべつ)は 野幌山(のっぽろやま)の裾(すそ)の原   雪間に雁(かり)のおるる日は 猟(かり)する人の行く処
8. 石狩(いしかり)川に打ち注(そそ)ぐ 千歳(ちとせ)の川の落口(おちぐち)に   おかれて賑わう江別町(えべつまち) 石狩(いしかり)行の汽船あり
9. 幌向(ほろむい)原野岩見沢(いわみざわ) 真直ぐに行けば幾春別(いくしゅんべつ)   幌内太(ほろないぶと)と幌内と 三炭山のありどころ
10. 岩見沢(いわみざわ)にて交差せし 室蘭(むろらん)線を左へと   ゆけば峰延美唄(みねのぶびばい)には 兵村ありて地味ゆたか
11. 奈井江(ないえ)の次の砂川に おかるる三井の木工場   ここは名高き歌志内(うたしない) 炭山ゆきの別れ道
12. 雪に若葉に紅葉(もみじば)に 風景すぐれし神居古潭(かむいこたん)   ここに地形は狭まりて 上川原野ぞ開けゆく
13. 原野の西に位(くらい)して 師団おかるる旭川   離宮は美瑛忠別(びえいちゅうべつ)の 二川(にせん)の間の神楽岡(かぐらおか)
14. 再びもどる室蘭(むろらん)線 栗山由仁の農場を   過ぎれば来(きた)る追分(おいわけ)の 夕張行きの乗換場
15. 時節は秋よ入日さす 夕張川の夕げしき   名所は河端(かわばた)滝の上 また紅葉山(もみじやま)鹿の谷
16. 見つつ分け入る炭山は 北海富源(ふげん)のその一つ   積み出す石炭もろともに 我らも帰るもとの駅
17. 早来(はやきた)おりて右行けば 雁鴨(がんかも)おおき千歳沼ちとせぬま   恵庭樽前(えにわたるまえ)支笏湖(しこつこ)も 皆その附近の名所なり
18. 白鳥おるる沼の端(はた) 鰯(いわしの取るる苫小牧とまこまい   降り積む雪の白老(しらおい)は アイヌ土人の部落の地
19. 建築材に必要の 石切り出だす登別(のぼりべつ)   山には全国たぐいなき 壮観奇絶(そうかんきぜつ)の出湯(いでゆ)あり
20. 幌別輪西(ほろべつわにし)打ち過ぎて はや室蘭に着きにけり 青森までは海一つ 海胆(うに)は此地の名産ぞ
 楼主| 发表于 2014-5-6 14:05 | 显示全部楼层
1. 千里の林万里の野 四面は海に囲まれて わが帝国の無尽庫(むじんこ)と 世に名ざさるる北海道
2. 四月に雪の消えしより 夏まで春の花さきて わが帝国の楽園と 人に呼ばるる北海道
3. いざ一(ひと)めぐり見て来んと 津軽海峡跡(つがるかいきょうあと)にして 巴の形に漕(こ)ぎ入れば ここぞ渡島(おしま)の函館港
4. 出船入船(でふねいりふね)ひまもなく 商業貿易北海の 関門占(し)めたる土地ぞとは 知らるる市街の賑(にぎわ)しさ
5. 是より乗り込む汽車の窓 見かえる臥牛(がぎゅう)の山消えて 緑はてなき牧場も 秋は桔梗(ききょう)の花ざかり
6. 人参(にんじん)植えて杉植えて 百年近くの昔より 開墾せられし七飯村(ななえむら) 農産よそには勝(すぐ)れたり
7. 馬車の便ある本郷の 十四里(じゅうしり)西に江差(えさし)あり 岩内寿都(いわないすっつ)と諸共(もろとも)に 北海屈指の良き港
8. トンネル出(い)でてながめれば 周回八里(しゅうかいはちり)の大沼に 裳裾(もすそ)をかけて聳え立つ(そびえたつ) 渡島(おしま)の富士も面白や
9. 森に出(い)づれば旅人の 眠気もさめる噴火湾(ふんかわん) 晴れたる日には薄青く 有珠(うす)の高嶺(たかね)も仄見(ほのみ)えて
10. 海辺づたいに早いつか 過ぎる胆振(いぶり)の国境(くにざかい) 八雲に続く国縫(くんぬい)は 満俺(まんがん)鉱山所在の地
11. 鰯鰈((いわしかれい)に法貴貝(ほっきがい) 海産おおき長万部おしやまんべ) 南部陣屋の跡すぎて はや後志(しりべし)の黒松内
12. 尻別川の水の声 聞きつつ上がる岸づたい 岩おもしろく山深く 若葉紅葉のながめあり
13. 紅葉の如き赤心を 桜の如く香らして 阿部の比羅夫(ひらふ)の忠勇を 記念に残す比羅夫駅(ひらふえき)
14. 仰ぐ雲間に雪しろく つもるは蝦夷富士羊蹄山(えぞふじようていざん) 登れ人々陸奥湾むつわん)も 一目に見ゆる高嶺たかね)まで
15. 裾野は倶知安(くっちやん)の大原野 オンコ椴松(とどまつ)楢桂(ならかつら) 林は天を打ち掩い 面積ほとんど三十里
16. ここを開きて耕(たがや)して 作りし村は年々に 栄えて朝夕立ちまさる 煙あまねく民ゆたか
17. されど秋すぎ冬の来て 北風雪の吹く時は 汽車行く道さえ埋(うず)もれて 寒さに泣くは此附近
18. 鉱山名たかき然別(しかりべつ) 林檎(りんご)の実る余市村(よいちむら) 夕風さむく秋ふけて 紅(くれない)ならぬ枝もなし
19. 蘭島(らんしま)塩谷の海辺には 楽しき海士(あま)の里見えて 鰊(にしん)あみ引く春の日の 賑わい言葉につくされず
20. 土地の話を耳に聞き かわる景色を目に見つつ 慰(なぐさ)む程に呼ぶ声を 聞けば小樽か早ここは
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